【イラスト講座】デジタルにおける髪の塗り方のポイントとは!?

描き方講座

今回はデジタルイラストでの髪の塗り方について「初心者~中級者向け」に紹介していこうと思います。

手順をもって1つ1つ丁寧に解説していくつもりなのでよろしくお願いします。

 

本記事での髪の塗りは「厚塗りではありません」、厚塗りでの塗り方を知りたい方は申し訳ございません。




1:バケツツールを使って下地を塗る

 

今回は厚塗りではないので、無難にバケツツールを使って髪の毛を塗り、塗り残しをペンなどで綺麗に修正していきます。

この段階で気を付けることは特にありませんので次に行きます。

2:全体影をつける

 

 

細かく影を入れる前に、エアブラシツールなどで大まかに影を付けていきます。

光源は左なので、右が暗くなり逆に左は明るくなります。

よってこちらから見て右側の髪色を暗くし、左側のやや窪んでいるところを軽く暗くします。

人間のおでこと鼻の間は凹んでいるため、前髪の先端を暗くすると立体感が生まれます。

 

(CLIP STUDIO PAINTを使用している方は「エアブラシ柔らか」がおすすめです。)

 

3:ペンを使って影を塗る

光源を意識して髪の毛1本1本に影を入れていきます。

主に影を入れる場所は、毛束と毛束の間、髪の毛が重なっている部分(下)です。

毛束にメリハリをつけたいため、ペンツールなどのはっきりと色が分かれるもので塗るのがポイントです。

線画がない部分も、影線を延長することで、髪の毛の細かさを表現することができます。

ただ1本1本の影を細かく入れすぎると、全体的にゴテゴテした汚いイラストになってしまうので注意が必要です。

ポイントまとめ

  • 毛束と毛束の間には、はっきりと影を塗る
  • 何もないところにも影色を塗ることで、1本1本の毛を表現することができる
  • 細かく影を入れすぎると、髪の毛が汚らしい印象になってしまうので注意

4:髪色にムラをつける

 

髪の毛のベースをバケツ塗りの1色にしてあるので、このままでは単調なアニメ風の塗りになってしまいます。

なので水彩筆などを使用して、髪の毛全体にムラをつけていきます。

こうすることで単調だった髪の毛に質量感をもたせることができ、髪の毛の流れを作ることもできます。

ただこちらも、ムラをつけすぎてしまうと影色がベース色を喰ってしまい、汚らしい印象になってしまうので注意が必要です。

Clip Studio Paintを使用の方はサブツールの「水彩」をオススメします。

 

5:毛束にハイライトを入れていく

光源を意識して、毛束の外側にハイライトを入れていきます。

ハイライト色を作る方法ですが、髪の毛のベース色をスポイトで選択して、通常レイヤーから「スクリーンレイヤー」に変えるだけOKです。

ペンツールでハイライトを入れてもいいのですが、その場合ハイライト色がはっきりしすぎてしまい、イラスト全体が浮いてしまいます。

なので私は「筆ツール」を使ってハイライトを入れています。(柔らかい光を作ることができます)

細かくハイライトを1本1本入れすぎると、目がチカチカしてしまい、見づらいイラストになってしまうので気を付けましょう。

 



6:頭部にハイライトを入れる

 

次に髪の毛の一番膨らんでいる部分に、円状にハイライトを入れます。

このハイライトの描き方が分からないという質問を多く受けますが、ある程度のポイントさえ押さえておけば後は感覚で問題ないです。

↑(髪の毛のベース色)

ハイライトの色ですが、髪の毛のベース色をそのまま上にあげたものを使用しています。

 

まずは円状にハイライトを入れるための土台として、薄く1本線で下書きを加えます。

次に筆ツールを使って、下書きの線に沿って適当にポツポツとまばらなハイライトを入れていきます。

ここで注意なのが、ハイライトの大きさを揃えてはいけないという点です。

イライトの大きさを揃えてしまうと、機械的で不自然な見栄えになってしまいます。

最後に、毛束の外側に合わせてハイライトを伸ばしていき、ハイライトの数を微調整して終わりです。

 

最後に:髪の毛に透明感を加える

このままでは固い印象の髪の塗りのままなので、全体的にブラシをかけて上画像のように透明感を出します。

前髪の先端部分は肌にかかっているため、肌色のブラシを薄くかけてグラデーションのようにします。

こうすることで、前髪と肌色のくっきりした境界線がなくなり柔らかい印象になります。

また前髪だけじゃなく毛束の先端にも肌色を加えることで、透明感を出すことができます。

本来、毛先は髪の量が少ないため、その裏にある色の影響を強く受けます。

なので肌にかかっている前髪の先端に肌色を塗るということは、理にかなっているのです。

またこのように、好きな色を使ってグラデーションを作ってみるのもいいかもしれません。

背景が夕日ならオレンジ色でグラデーションを作ってみたり、湖が背景なら水色のグラデーションがマッチします。

 



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